イタリアは以前ツアーでだが周遊をしたことがあったので今回の旅では
行かない予定だった。だけど旅行中いろんな人から話を聞くうちに
ベニスにいきたくなり急遽コースを変更して立ち寄ることにした。



←ここはマルコ広場。温暖化の影響で潮が満ちると下水道の水はけが悪く浸水するらしい。東欧を襲った豪雨による前晩の大雨の影響もあったけど海面も道まで上がっていた。
クツを脱ぎはだしで歩いている。もちろん私も。ちょっと楽しい。
浸水していないところはクツを脱ぐべきかどうするかで立ち止まっている人ややじうまで大混雑。

ベニスは路地が入り組んでいて迷子になって適当に歩くことがとっても楽しい!
世界にも類を見ない雰囲気の街で人も皆陽気でやさしい。
観光で成り立っている為世界からの観光客だらけ。
その分旅人を受け入れる雰囲気が島全体から感じられる気がする。
そんなベニスが大好きで、何度でも訪れたい場所です。


夜のマルコ広場。 雨が降って閑散としてるけど、いつもは人がいっぱい。オープンカフェが立ち並び音楽を響き合う。
数件のカフェの生演奏が交互に始まり、立ち見のやじうま達も演奏が始まるたびにあっちにフラフラこっちにフラフラ民族大移動のよう。聞き覚えのあるポピュラーな曲なのでどこか懐かしい。やはり生演奏なのでムードがある。

昼も夜もこの広場は人が行き交い活気があり楽しい。昼はハトとカフェ。教会の鐘が響き広々とすがすがしい。以前きた10年近く前とまったく変わりない。一番好きな「広場」かも。

 
 
 
 
 

ベニスからリド島へのフネからみたベニスの町

リド島。ヴィスコンチ監督の映画「ベニスに死す」の舞台になった海岸。
あらすじは人生に何の希望も無い偏屈になってしまった初老がベニスに訪れそのホテルで見かけた美少年に恋をする物語。

初老はホモだったわけでもない。だが少年の魅惑的な眼差しと若さに惹かれてしまう。まるで無くしてしまった自分の人生の輝きを彼に見出しているかのように。初老はいつも彼のことを探して知らず知らずいつも彼を目で追ってしまう。なるべく気づかれないように、さりげなく。少年は彼の気持ちに気ついているかのように、時々ちらりと思わせぶりな視線をぶつける。それがまた子悪魔のよう!初老は彼に心奪われすっかり虜になりふりまわされる。 

ラストはベニスで流行った流感にかかり初老が生き絶える。この海岸で少年が水際を走り、輝いている姿をみながら、、

なんとも言えぬせつなさが胸に残る古典の名作です。
 
 
 

 
こちらはミラノ。 
ミラノといったらブランドの買い物とドーモだけという印象だが

この用水路?運河?のちょっとした川?も雰囲気があってよかった。








fin

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